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~Adventures of a Curious Character~

ライフネット生命 開業1周年セミナーに参加して

生命保険

昨日、「ライフネット生命 開業1周年セミナー」に参加してきました。

僕はブログを通して岩瀬さんに興味を持ちライフネットを知った口なのですが、最近はライフネット生命という会社自体にも興味を持ってきたので、参加を決めました。
(参加者に、社長の出口さん、副社長の岩瀬さんが書いた本のなかから好きな1冊がもらえるのも魅力の1つだったのも事実ですが)

結論からいうと、自信を持って「行って良かった」と言える非常に楽しいセミナーでした。
はじめはメモをとっていたのですが、話が楽しく集中して聞きたかったので、メモを取るのをやめました。なので、純粋にこれは凄いな、と思ったことを書こうと思います。


商品は2つだけ

とは言え、最初はメモを取っていたので、少しはそれを参考にしながら進めていきましょう。

まず、僕は「保険」に関する知識がほとんど無く、「生命保険」、「損害保険」、「掛け捨て」くらいの単語しか知りませんでした。(というか今も知らない)

そんな雀の涙の知識でも理解できるくらい単純なのが、ライフネット生命。提供している保険は、掛け捨ての死亡保険と、同じく掛け捨ての医療保険のみです。(2009年5月28日現在)

社長の出口さんによると、「掛け捨てにしているのは、会社が無くなっても『生命保険契約者保護機構』によって100%が保証されているから」とのこと。僕は、保険料を抑えるために掛け捨てにしているのだと思っていたので、これは目から鱗でした。
作家の森博嗣さんがが自身のブログで、「保険は絶対掛け捨てにすべき」という趣旨のエントリを書いていたのを思い出し、こういう理由もあってそう断言していたのかな、と思いました。

それはさておき、ライフネットは資産の運用を国債などの元本割れリスクのない商品で行っているようです。出口さんは「掛け捨てである以上、配当を求められているわけではないのだから、リスク資産には投資すべきではないと思う。」と仰っていてました。だからこそ業績を毎月開示しても痛くも痒くもないのでしょう。仮に株や外為に投資していたら去年の9月に大変な打撃を受けていた可能性もあるわけですからね。

僕の心に響いた言葉

青臭いかもしれませんが、心に響いた言葉がありました。
それは出口さんが仰ったもので、「入って欲しいと不安なく言える」という言葉です。

社会人(特に大学で文系だった)方々は当然のことながら、ライブや演劇、イベントのチケットを売ろうとしたことがある学生は理解できるでしょうが、「自分だったらこの内容でこの値段だったら買わないよなぁ」と思うものを販売するのは、いささか気が引けるわけです(いや、自分はそんなの関係なく売ってやるぜ!という人もいるとは思います)。

少なくとも僕は、自信の持てるものや、人に勧めたいと思うもの以外を売るのは気が引けるのです。だからこそ、長く保険業界にいた出口さんが「入って欲しいと不安なく言える」と断言したことに心が震えました。

100年後は世界一セールスを使っている会社かもしれない

講演が終わったあとに質疑応答が設けられていたのですが、そのときの発言でライフネットがを応援したいなと強く思いました。

これまた出口さんの発言なのですが、「現代の20代、30代を見ている限り、インターネットを使って『保険料を半額にすること』が必要だと思ったからインターネットを使っているのであって、もしかしたら100年後は世界一のセールスを使っている会社かもしれない」というものです。

ライフネットは、日本初のインターネットで商品を売る保険会社とか、独立系で73年ぶりにできた保険会社だとか、保険の商品内容よりも、その形態や成り立ちが注目を受けている気がします。これは、上手く使えば注目を集めるアピール材料になりますが、それに囚われると本質を見失ってしまうものだと思います。それに、「ネット生保」という形態が注目されているため、「セールス」や「営業」という単語を出すことは、その形態に注目している人に対して負のアピールになってしまう可能性もあります。

にもかかわらず、インターネットはあくまで「自信を持って売り出せる、ユーザのニーズに合った商品」を創出・販売する手段にすぎない、と明言しているのはかっこいいなぁと思いました。

目的と手段を混同しないのは常識だろ、と思う方もいるかもしれません。が、僕のたった21年の人生経験のなかでも、それを理解していない大人を沢山見ました。それに加えて、開業1年目の慌ただしい時を駆け抜けて、色々と大変なこともあったと思います。にも関わらず、見つめている点が1ミリもずれていないわけです。それって凄いと思いませんか?

 (今回は出口さんの言葉ばかりを引用しましたが、岩瀬さんの「ライフネットを始めてみて意外だったこと」も非常に面白かったです。)

2人の関係が羨ましい!

僕が聞いていて(見ていて)感動したのは、出口さんと岩瀬さんの関係です。
年の差約30歳、これだけ離れていると、年上に遠慮して発言が少なくなったり、逆に年上が重厚な雰囲気を漂わせつつ黙って座って、ほとんど年下が喋っていたりという感じだと思うのですが、この2人は違うんですね。2人とも平等にどんどん喋るんです。質疑応答の前に岩瀬さんが「2人とも話すのが好きなので、バランスよく質問してください(笑)」と言ってたのですが、本当にその通りでした。

なんか羨ましい関係だなぁ、と憧れました。自分も10年後くらいには出口さんのようなエネルギッシュな人に巡り会って、逆に自分が歳を重ねたらガッツある若者と組んで何かやってみたいなと思わせる、そんな魅力を持っていました。

関連リンク

ライフネット生命のウェブサイト
出口治明さんのブログ
岩瀬大輔さんのブログ



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