Nike+ (Wii) の仕組み
Nike+(iPod)とは、iPodとソール部分にセンサを入れるだけで、ランニングの走行距離、時間、時間あたりの速さ(=速度)をチェックできると言う優れモノ。
でも、なぜソール部分にセンサを入れるだけで、これだけの情報を得られるのか。 微分積分の範囲を勉強しなかった、又は勉強したけど全く覚えていない人のために、解説しよう。
結論から言うと、「センサが加速度を検知して、その値を積分して速度を出し、その速度を積分して距離を出している。」のだ。
ピンと来なかった方のために、そもそも「(微分)積分とは何なのか」と言うところから、優しく大ざっぱに解説していこうと思う。
なぜ”微分積分”が出てくるのか
突然、”微分積分”と言う単語が出てきて驚いた人もいるのでは。 微分積分と言えば、数学につまずく人が多数発生する、高校数学の鬼門だ(僕の親は中学時代からつまずいていたらしいが、特に微積が嫌だったとのこと)。
「そもそも微分と積分の関係ってどんなだったっけ?」って人に、微分と積分のシステムを説明しよう。
式Aがあったとして、これを微分したものをA’とすると、A’を積分するとAに戻る。
- A→微分→A’
- A←積分←A’
こんな感じだ。
そして、微分と積分ってのはかなり便利で、
- 距離→微分→速度→微分→加速度
このように、距離を微分すると速度が出て、速度を微分すると加速度が出るようになっている。察しの良い人はもう分かっただろう。
- 加速度→積分→速度→距離
そう、Nike+ではこのように、(微分の逆の)手順が行われているのだ。
そのため、靴のソール部分に入っている加速度センサが加速度を測定し、それを積分する事で、速度や距離を出しているのだ。
Wiiでも同じこと
近頃人気のWiiのコントローラにも加速度センサが内蔵されている。これは優れもので6軸方向のセンサを内蔵しているそうだ。
Wiiスポーツの野球で言うと、「スイングの速度が○○km/hならボールの飛距離は○○m」と細かく設定されていて
- センサで加速度を測定→微分→速度を出す(××km/hだった)→(××km/hなら)××m
という流れで出来ている(はずだ)。



Trackback URL
Trackbacks
Comments
Comment feed
Comment